2017-05-04

ピロリ菌との格闘

ピロリ菌の除菌を開始してから一週間が経過致しました。
しかしながら、胃の不快は続いており、更に一週間除菌することになりました。

こちら除菌三点セット
抗生物質2種と胃薬

抗生物質を飲む前に必ず胃薬をの服用しなければなりません。
かなり胃に負担をかけるのがその理由。

胃に負担…って、胃炎なのにいいのか!?

この2週間除菌をして、かえって胃が悪くなったら洒落にならない。
また胃潰瘍なんてまっぴらごめんでございます。

日によって食欲があったり、何を食べても胃が痛かったり。
食事に気を使いながらの毎日です。

調子が悪いとサラダ食べてもダメなのです。
以前、アレルギーと診断されてますが、
それはちょっと間違いなんじゃないかと思う今日この頃。

何といっても一番問題だった胃潰瘍が半年近く分からなかったという。
多分、胃潰瘍が酷くなりすぎて、消化力が相当下がっていた模様。
そんなところに、炭水化物など入れると、具合が悪くなるのは当然です。

ご飯がダメだと、肉、魚など取っておりましたが、
思えば肉なんて以ての外です。
ドイツのお医者様は日本と違って細かくないので、
自分でいちいち担当医に質問したり、調べたりしたほうが良しです。

今は野菜、果物、魚中心の食事。

とにかく、空腹を感じた時だけ少し間を取ってから食事をしております。
薬を飲まなければいけませんので、朝は本当に軽く。
毎朝、10時過ぎますと空腹がやってきますので、バナナなどを補給。
それから昼食を作り、小腹が空いた段階で昼食です。

夕飯は果物とサラダなどごく少量を頂き、
就寝前は空腹を少し感じる程度に致します。

抗生物質で善玉菌までやられてしまうので、カスピ海ヨーグルトは不可欠。
ラクトーゼフリーの牛乳で毎回マメに作り、毎食ごとに頂きます。

日々の入浴、自力整体と独自の呼吸法で筋力が落ちないように。
その効果なのか、体重も少し増え、そのままキープできております。

胃潰瘍の原因は、もとを正せばストレスが原因。
しかも長期にわたって気が付かなかった。
完璧に健康な胃を取り戻すまで、じっくり療養することに致しました。

健康はお金じゃ買えませんから。

あと5日間、除菌を乗り切りたいと存じます。

2017-05-01

春のハンガリー旅行⑤ セゲド 文化行事(文学編)

セゲド滞在中の4月11日のこと。
朝のニュースで『4月11日は詩の日』という情報を入手。

何でもこの日は、ハンガリー各地で詩についての行事が色々あるらしい。

例えば、ある町のカフェでは、詩を一編朗読するとコーヒーを無料で飲めるとか。
あちこちでお互いに詩を朗読しあったりと、一日中、詩に触れる日なのでございます。

特にハンガリーは優れた詩人を多く輩出している国。
きっと街で何かあるかもしれない…と、博士も気になってしょうがない。
そこで、例の老舗古本屋へ行き、訪ねてみました。
古本屋のご主人から、正午から大学のセンター前で何かあるらしいと情報入手。

急いで大学センター前へ駆けつけました。

大学センター前に詩人の銅像が…
ハンガリーの代表的詩人: Jozsef Attila (ヨージェフ・アッティラ)

銅像の足元には地元の人が添えた花がありました。

Jozsef Attilaはセゲド大学で学びつつ、詩の創作をしておりました。
ところが、ある詩の内容が批判の対象となり、大学を追い出されてしまいます。
それでも彼の詩は多くの人に愛され、社会にも多大な影響を与え続けました。

Jozsef Attilaの詩の朗読が始まりました。 
 朗読したのは地元の俳優: Tóth Péter Lóránt 氏

引き続き、Jozsef Attilaの銅像前で市民参加の詩の朗読も。
今年はJozsef Attila生誕112年だそうで、
それにちなみ112分間、彼の詩をリレー朗読するというもの。

この飛び入り小学生たち、全員が詩を暗記しているのには驚き!
教育の現場で、Jozsef Attilaの詩が受け継がれているのです。
ギャラリーの同級生たちも一緒に声を合わせて朗読です。
途中、雨に降られましたが、それでもリレーは続く。
学生たちも音楽と詩の朗読を披露。
ここで、博士の提案により、私が日本語で詩の朗読をすることに。

博士と二人、30分でハンガリー語から日本語に翻訳開始。
『自分の誕生日に』という詩なのですが、
なんとか時間枠に間に合って、皆さんの前で朗読させていただきました。(-_-;)

夜も引き続き、イベントがあるとお誘いを頂き、出かけることに。 
Jozsef Attilaの詩の舞台です。 
 
Tóth Péter Lórántさんは、学校教育の場でもJozsef Attilaの演目を提供しています。
彼のライフワークのようです。

この日の様子がYouTubeの動画でも見られます。
情熱を持って、Jozsef Attilaの詩を語り継ぐTóth Péter Lórántさん

とても魅力的な俳優さんなのでありました。
次の旅行でも、舞台を拝見したいものです。

2017-04-30

春のハンガリー旅行④ セゲド市 文化行事(異文化編)

今日も寒いドイツです。
ブルブル・・・暖房のスイッチを入れております。

さて、ハンガリー旅行のお話の続きです。
今回もセゲドの話題。

この度は、友人に誘われ、文化プログラムを鑑賞

ハンガリーに住む少数民族のプログラムがあるという。
ハンガリー少数民族とは、ジプシーは皆さんご存知かと思いますが、
他にウクライナ、ロシア、ポーランド、チェコ、ドイツ、ギリシア、ルーマニア、ブルガリアなど、
国に少数民族として認められております。

それぞれルーツが違う方々ですが、皆さんハンガリー語は完璧。
ハンガリーの社会に溶け込んで、暮らしていらっしゃいます。

今回主催のプログラムの責任者の方
彼女は故郷ウクライナの民族衣装を着ております。

各国語での詩や文学の朗読と音楽演奏が続きます。
 
 
 
 
ロシア語での詩の朗読
 
 
 

↓この方はドイツ人。終了してからドイツ語で少々会話致しました。
 
 
とても品のあるポーランド人のおば様
 
 
 
約一時間半にわたってのプログラム。
あっという間に終わりました。

終了後はお誘いを受けて、カフェ室で一緒に団らん。
ワインやソフトドリンクを飲みながら、カナッペをつまんで会話も弾みました。

日本人は私ただ一人でしたが、博士の助けもあり、大いにエンジョイ。
ハンガリー人の懐の厚さというか、暖かさを実感。

毎回、訪れるたびに住みたくなるので困ります。

2017-04-29

フリマ、そして再発のピロリ

ハンガリー旅行から帰ってから、週末も冷えるドイツ。
どちらもライラックの花が咲いているのですが、
ハンガリーは暖かさで花を開き、ドイツは寒い中咲くという違い。

冬のセーターをクローゼットから引っ張り出し、博士と日曜のフリマへ参りました。

地元Meerbuschのフリマは食器、小物、お洋服と掘り出し物が多いのが特徴。
足を運ぶ女性たちの狙いは、結構お洋服だったりするわけです。

私のこの度の戦利品をご紹介。
ボルドーカラーのイタリア製ワンピース
値切って6ユーロ也。

そして、こちらのジャケット 
フェイクなので、洗濯機でザブザブ洗えます。
これがなんと3ユーロ。

物はどちらも新品同様で状態が非常によろしい。
かなりお得なお買い物をさせていただきました。

それから、毎回のフリマにファインコストのお店を出している方がいらっしゃるのですが、
この度はじっくり商品を見せて頂きました。

無添加ジャムや色んな種類のオイル、酢などがございます。
お店の名前は Dagmars Fienkost 

バルサミコ酢を蜂蜜、ハーブでアレンジしたものを購入。 
これが、マイルドでサラダにピッタリ。
大当たりの一品でございます。
しかもお値段は3.40ユーロと決してお高くはございません。

ハンガリー旅行は楽しかったし、帰ってきてフリマで良い買い物もできたし、
満足、満足で4月最終週を迎えました。

週明け、3月末に受けた3度目の胃カメラ検査の結果を聞くため病院へ。
体重も増えたし、これは大丈夫に違いないと思いきや…

「前回の検査以上にピロリ菌が増えてます」

ひゃーーーーなんという!
わずか半年のうちにピロリ菌が再繁殖とは。

原因はもともとの胃潰瘍ですが、現状としては胃潰瘍は消えておりました。
しかしながら、胃炎が慢性化していたようで、ピロリにとって最高の環境だったらしい。

そもそも、数年前からストレスでいっちゃっていたのは胃だったらしく、
長期にわたって気が付かなかったのが災いしたという。

除菌再び一週間。
で…前回の除菌でエライ大変な目に遭っていることもあり、
会社をお休みさせていただくことに致しました。
申し訳ないのですが、今は自分の健康が一番の優先事項でございます。

今も除菌中ですが、関節痛や筋がこわばったり、皮膚が痒くなったり。
前回ほどではありませんが、色々体に変調がございます。

この1週間で除菌がうまくいかない場合、
更に1週間除菌生活にはいるという、これは勘弁願いたい。

何とか、無事にピロリ菌とおさらば出来ることを祈りつつ、
治療に専念したいと存じます。

2017-04-28

春のハンガリー旅行③ セゲド市 お気に入りカフェなど

 今回もハンガリー東南の学園都市セゲドについてご紹介。

ブタペストでもそうですが、博士は相変わらず古本探しに明け暮れておりました。
地元の友人に聞いて、老舗の古本屋へ。 
古本はブタペストより安価。
本の種類も豊富で、博士には誘惑が大きい。
家にある大量の本のことなど忘れて、ここでも何冊も買っておりました。

ドイツと違い、日中はポカポカ陽気のセゲド。
散歩をしていても気持ちがいいです。
ティサ川を超えた先にある公園へ参りました。
とても広い公園で、小鳥のさえずりが響きます。 
この『リスト遊歩道』をゆっくり歩いて散歩。

散歩の帰り道、近くにある屋外プールを見てみたら…
なんと、もう泳いでおります。
ドイツはまだまだ寒いですが、ハンガリーは初夏でございます。

散歩のあとは午後ティーを。
今回、アレルギーにも関わらず、スィーツを色々試しました。
その中でも一番美味しかったのがこちらのカフェ。 
地味な店構えなのですが、とにかく客足が絶えない。

 
 
友人一押しのパイ生地にカスタードクリームを挟んだお菓子を頂くことに。 
私は一個食べきれないので、博士と半分。
お友達と三人でこれにコーヒーを加えて7ユーロほど。
なんというお得感!

この度も博士の大学時代の友人宅へ。 
 広いお庭で猫がお出迎え
犬もおります

博士はもともと大学で美術専攻。
その時の友人が陶芸作家なのでございます。 
手前のお人形、ハンガリー国内の美術専門店や民芸品のお店にも並んでいます。

彼女の作品の数々 
 
 
 
このカップルの像は、依頼者の写真を見て作った作品だそうな。

陶芸家の友人は料理も天才的。
毎回、レストラン以上の味を提供してくださいます。

食前恒例、まずはパーリンカで乾杯! 
パーリンカはウォッカ同様、アルコール度数の高い飲み物。
林檎、梨、プルーン、アプリコットと種類も色々。
この度は、ご主人が手に入れた手作り薬草パーリンカを頂きました。

 豆とお肉を煮込んだスープ
パプリカの赤が鮮やか 
 豚肉の煮込み
 ジャガイモですが、ドイツより美味しい

陶芸家の彼女が一晩で作ったというイースター向けのマグネット 
そして、イースター卵 

毎回、ここのご夫婦には美味しいものを沢山食べさせていただきます。

一度は彼女のところで陶芸とお料理を習ってみたい。
お菓子作りもプロ級なので、教わりたいことがいっぱいです。

セゲドで楽しい思い出が尽きません。
次回はセゲドの文化的な行事をご紹介したいと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...