2017-02-27

今年もカーニバル

 23日の木曜日あたりから、町中大騒ぎのカーニバルの季節がやって参りました。
職場でも気分はすっかりカーニバル。
この時期に残業するのは日本人くらいかもしれない。

とにかく、昼間から飲んだくれる輩多し。
市内の交通機関も大混雑で、電車やバス路線のダイヤも乱れ放題。
個人的に、街の中心部への外出が嫌になる時期でもあります。

博士と私、カーニバルとは無縁のゲッティンゲンで長く暮らしたこともあり、
どうも苦手なこの雰囲気でございます。

昨日の日曜、散歩がてらにNeuss(ノイス)へ足を運んだら…

通りはかなりの人、人、人…
たまたまカーニバルのパレードが終わったところに出くわしました。

みんなコスチューム姿で見学
さて、カーニバルパレードが終了してからが、長い夜の始まりです。

街の居酒屋やレストランは大混雑。
みんな飲めや歌えの大騒ぎです。  
パレードの始まりも後も、一番大変なのは出動中の警察官と救急隊。
飲んで殴り合いの喧嘩もあり、仲裁に入る警官も楽じゃございません。

それから、急性アルコール中毒で倒れた若者を運ぶ救急隊も目撃。
カーニバルがいくら無礼講とは言え、何でここまで羽目をはずせるものなのか。
私たちが散策していたわずか30分の間に、3台の救急車が出動。
まあ、とにかく酔っ払い天国と化しておりました。

メイン通りでは、練り歩くパレード隊がお菓子などを見物人へ投げるのが習い。
それをみんな競って拾い集める…という楽しい行事なのでしょうが、
その終わった後はこんな感じ。
祭り後の通りはゴミだらけ。

飴やお菓子の残骸で靴の底にゴミがベタベタにくっついてしまいます。
まあ、市の清掃車があとから片づけに入るので問題ないのでしょうが、
エコを考えるドイツ人がこの日ばかりは例外のよう。
ビニール袋とゴミが散乱し放題でした。

このカーニバル、各地から観光客も多く訪れるメインイベント。
ですが、アルコールの勢いも手伝って、一夜だけの恋にも拍車がかかるらしい。
コスチューム姿でナンパされ、その場でいちゃいちゃ…っていうのが昨今の流行と、
そんなことをテレビの情報番組で取材していおりました。

ちなみに、番組によりますと、
男子から電話番号を渡される確率が一番高いコスチュームは、
『婦人警官』なんだそうな。

この際、通りの飲んだくれを『月に替わってオシオキ』して頂きたいもの。

デュッセルドルフ在住4年、未だに楽しめないカーニバルなのでございます。

2017-02-24

手のりたま

体重が1.5キロ戻ったところで、仕事に復帰致しました。
職場では皆様に気を使って頂き、また、早く太るように(?)励ましを受けたり。
とにかく、皆さん親切なので、とてもありがたいなぁと再び感謝です。

さて、復帰したところで、会社の同僚女子の机に目が留まる。

こんなキャラクターが…
『手のりたま』

日本のスーパーで見つけて買ったというこの一品。
中身は言うまでもなく『のりたま』ふりかけが入っているそうな。

お弁当のお供に、そっと忍ばせるサイズが心憎い。
日本は本当に、こういう可愛いキャラのセンスが抜群でございますね。

あ、後ろのダックス君も日本から。
同僚女子の愛犬のミニチュア版で、癒し用だそうです。

2017-02-11

食べたいものを食べる

療養中ですが、少し食欲回復。
昼食のみ、まともに食べられるので、調理に力が入ります。

最近見た食品アレルギーに関する番組で、
近年の食品摂取のピラミッドが変わったという情報がありました。

摂取を控えたほうが良い食べ物のトップが、
小麦、ジャガイモ、砂糖だという。

砂糖は世界各国、どこでも摂取を控えるべきだと言われておりますが、
小麦とじゃがいもというのが意外にびっくり。

ですが、品種改良で小麦は戦前よりグルテンが50%増となり、
じゃがいもも昔と品種が変わっているのが人間の体で悪さをするらしい。

今の私には天敵の食材となりましたが、小麦を辞めると本当に痩せます。

食品に制限があるというのは切ないですが、
それゆえ、食べたい食材を調理するようになっております。

鶏肉とパプリカ、シャンピニオン、玉ねぎをトマトソースでじっくり煮込む。
醤油味がダメなので、塩やトマトを使う料理が増えました。
塩も精製塩は摂りません。
天然塩三種を使い分けております。

この間の誕生日は、博士に焼き豚チャーハン、
自分にご褒美のホタテのバター焼きを作りました。
塩味のポロネギを絡めて頂きます。
もともと食べるのが大好きだっただけに、
思うように食べ物を受け付けられなくなったことは大きなストレス。

なので、最近は、食べたい食材をちょっと贅沢しても食べるようにしております。

本当は仕事の後のディナーをゆっくり、美味しくというのが理想的なのですが、
夕食を取ってしまうと苦しくて眠れなくなるので無理。

こんな体に誰がした…とグレてしまいそうになりますが、
駄目なものダメ。

ランチでその分、発散でございます。

2017-02-10

chia sead...ブームに乗ってみる

蕁麻疹がようやく治り、皮膚も少し普通に戻りつつあります。
体重も一キロ取り戻しました。

gそれにしても、一日の中でまともに食事ができるのは一食だけ。
胃が小さくなったようで、昼食をまともに頂くと、
夕飯を受け付けなくなってしまいました。
昔の食欲が信じられないくらいでございます。

アレルギーだなんだと言われ、食べ物に制限がずいぶんありますが、
食事がまともに三食頂けない分、食べたいものを口にしたくなるのが人情。

この間は禁を破って、チョコレートがたっぷりの
シャンパントルテなるものを頂いてしまいました。

やっぱり、ケーキは美味しいのです。
まあ、当面はまた自粛ですが…。

さて、話は変わって…

この間、日本の友人と話しておりましたら、
何でも日本でChia seadが流行っているという。

ドイツでも最近、Chia sead とフラックス(亜麻仁)シードが
お腹の脂肪を減らすと話題になっておりました。

チアシードは日本じゃお高いようですが、
ドイツでは350g入りで500円程度からお買い求めになれます。

朝食でヨーグルトと一緒に…

ドイツでは、チアシードを一日15gまで摂取するようにとアドバイスが。
体格の違いなのか…日本より5gほど多めなのでしょうかね。

それから、友人のおススメで、目に効果的なブルーベリーも試すことに。
これも、BIOの冷凍ブルベリー、300g入りで400円ほど。
日本の価格と比べますと、これまたお安いです。

毎朝、ラクトーゼフリーのカスピ海ヨーグルトと一緒に頂くのが定番。
チアシードをヨーグルトに混ぜ、数分置いてから頂くと、
プチプチ感が増すのです。

体に良いといいますが、何事もブームで済ませないように。
できるだけ長く続けたいと思っております。

効果のほどはいかがなものか。

まずは半年、気長にお試しなのでございます。

2017-02-03

突然、ジンマシン!?

年が明け、なんとか健康も上向きに過ごしておりました。
特に12月のハンガリー旅行で、ホットフラッシュがなくなり、
食欲もかなり戻り、とっても調子が良くなったのです。

ところが、ここにきて胃の調子が下降ぎみ。
どうしたものかと思った矢先に、突然、両腕に発疹が。

しかもなんとなくダルイので、計ってみたら熱まで上昇。
体を休めましたが、関節、筋肉に痛みが走り、眠ることもままならず。
一体何が起こったのか。

近くの病院へ駆け込みましたが、先生から、
『胃カメラ検査をもう一度する必要があるかも』と。
主治医と検査について話し合うように言われたのでした。

胃が弱り、そこにあらぬ菌が入った模様。
風邪の一種のようですが、明らかに胃腸を攻撃されているという。
余りの具合の悪さに食欲は進まず、体重がまた減少してしまいました。

もう、ちょっとこれは洒落になりません。

昨日から少し食欲も戻り、やっとこんな固形物をいただきました。
豆とコーン、ツナのサラダ 
荏胡麻油とお塩、レモンに香辛料を加えて混ぜ合わせ。

私の得意の即席料理となりました。

発疹は、どうもアトピーに近い症状。痒いのなんの。
徐々に普通の肌に戻りつつありますが、顔に出なかったのが幸いでした。

最初、塗り薬で対処してましたが、お腹にも発疹ができた時点で中止。
すぐにホホバオイルに切り替えました。

理想体重からシンデレラ体重に近づくのは嬉しいですが、
こんな病んだシンデレラは望ましくはございません。

せっかく買いそろえた洋服が、また合わなくなっており、
これ以上の出費も勘弁して欲しい。

今は豆の味を噛みしめながら、体重を取り戻すことに専念するのみ。

ゆっくり療養させていただきたいと存じます。

2017-01-27

出版社設立

大寒を過ぎ、少しずつ気温が上がっているドイツです。
明日は春節ですから、春も近づいて参りますね。

さて、昨年後半から博士が一人せっせと取り組んでいたことがございます。
長年の夢を形に…と、小さいですが出版社を起こすことに致しました。

ホームページ作りから始まり、出版社としての登録まで。
もう10年以上前から考えていたようですが、
夢を形にするというのは、簡単なようでそうではないもの。
でも、何事も挑戦の一歩を踏み出すことが大事でございます。


ドイツ語と日本語の二か国語翻訳の出版で、
絵本や童話を中心に、様々なジャンルの出版を行います。

メルヘンの国ドイツで出版を夢見る人たちの力になれると嬉しいです。

皆さま、応援よろしくお願い致します。

2017-01-26

ホホバオイル

アマゾンで注文したホホバオイルが届きました。
インターネットの商品比較サイトで調べて購入。
100ml で特売の20EURでございます。

どうして今、ホホバオイルなのか…と申しますと、
密かなマイブーム『自然への回帰』でございます。

胃腸を壊し、体調めちゃめちゃの昨年から、健康について考えること多し。
食事の摂り方から、食品添加物まで、
改めなければならないことが沢山あることに気付きました。

戦後、急激な経済発展の中、便利で簡単なものが世に出回り、
様々な商品が宣伝のうたい文句と共に売られるようになりました。

小腹が空けば、徒歩圏内にコンビニがあり、
いつでも美味しいスィーツや暖かいお弁当が手に入る。
街に出れば、選択に迷うほどレストランやカフェが立ち並び、
グルメな情報が飛び交う昨今。

豊かになったのは確かなのかもしれませんが、
これが必ずしも健康な生活にはつながらないということ。

私の場合、どうしても食事は制限が色々あるため、
嫌でも毎回てまひまかけなければなりません。
ところがこのおかげで大きな変化がございました。
それは、ずっとくすんでいた肌が、透明感を取り戻したという事。
これは実にびっくりで、左頬骨にあったシミも相当薄くなったのです。

高い美容液を使うより、食事を変えるだけで思わぬ変化。
ということは、高いものを使わなくても効果は出せるということ。

そこで、化粧もシンプルにして、更に自然回帰してはどんなもんかいな?
と、思いついた矢先、オイルについての記事を目にしたのでございます。

日本オイル美容協会Yukieさんの記事で、オイルに開眼。

加齢とともに減少するワックスエステルを補うために、
酸化しないホホバオイルが最適なんだそうです。

洗顔後のお肌に、ハンドプレスで丁寧にオイルを肌に浸透させ、
それから化粧水をのせ、普段のお手入れをするというもの。

ビビッときたのが吉日…ということで、すぐにオイルを注文。
自分の手作りクリームと化粧水にこのホホバオイル、
この三種の神器でアラフィフ美容ライフも鬼に金棒でございます。

ミニマリストや断捨離が流行りの昨今。
とくにそれを狙ったわけではございませんが、
まずは化粧品をシンプルかつ自然のものに。

外側も内側もナチュラルにする。
オイル開眼の2017年でございます。

2017-01-25

ブタペスト冬の夜

クリスマスイブ直前のブタペスト旅行を振り返ります。

-4℃と通常よりも少し暖かめの夜のこと。
博士より、せっかくなので夜散歩へ出かけようとお誘いが。
冷えているので、ちょっと渋々でしたが、重い腰をあげました。

寒いと言っても、市内は交通機関を上手に使えば問題なし。
歩く距離など問題ではございません。

路面電車に揺られて夜のドナウ見物へ。

ドナウの真珠と謳われたこの景色
国会議事堂もライトアップ
相変わらず美しい… 
有名な鎖橋でございます。
ライオンの堂々たる佇まい
この美しい鎖橋の真ん前に、ひときわ美しい建物発見!
なんだ、なんだ…このゴージャスな建物はっ!?
真ん前で写真を撮影しいた人に聞いてみた。

なんと、『フォーシーズンズホテル』でございました。
正しくは『フォーシーズンズホテル グレシャムパレス』というそうな。

調べましたら2001年にフォーシーズンズホテルが買収したという。
世界遺産に登録されておりますが、何でこの建物を売ってしまったのか。
国と市が簡単に歴史的な建物を売却するなんて…残念。

さて、市内中央部のクリスマスマーケットも覗くことに。
手作り感たっぷりのツリーが並びます。 
クリスマスマーケットはドイツ同様、あまり変わり映えは致しません。
ただ、何故『マトリョーシカ人形』が売られていたのかは疑問です。

繁華街は観光客がいっぱい。
にぎやかなところに人は寄って来るもの。 

途中、冷えた体を癒すため、コーヒータイム 
この右側のお菓子、甘そうに見えますが甘くない。
塩系のお菓子で、私の大好物。
小麦アレルギーなのに、一個食べつくしました。

この建物、博士の思い出が詰まっております。 
昔、ここで結婚式を挙げたそうな…何人目の方と?

冬のブタペストは寒さが厳しいですが、
空気きりっとしている分、風景も美しい。

散策して、お茶してと、夜もやっぱり楽しいブタペスト。
昼と夜の顔、どちらも魅力的なのでございます。

2017-01-23

ブタペストのマンホール

マンホールマニアのために。
ブタペストのマンホール紹介。

これはマンホールと言わないと思いますが、
あまりに可愛いのでパシャリ。
これ、何かと申しますと、国会議事堂の形なんです。

それから、こちらのマンホール
マンホールはその街の顔。

日本のようなカラフルマンホールはございませんが、
ちょっと荘厳な感じのマンホール多し。

マンホールを撮る私を不思議がる博士。

これはこれで…楽しいのでございます。

2017-01-21

スープと煮込みにハマる

ハンガリー旅行から戻り、新年を迎えましたが、
仕事始めと同時に再び体調を崩してしまいました。

食欲がわかず、体重がまた減少。
お陰で理想体重にはなりましたが、体力を落としてはいけません。

消化に良い煮込みやスープなら比較的に食が進むので、
週に数回は手間暇かけてお料理しております。

週一で登場するグヤーシュスープ
辛いパプリカを少し加えるのがポイント。
牛肉が柔らかくなるまで煮込むのですが、作った翌日が一番美味しい。
博士の大好物でもあり、作るときはとくかくたっぷり。

コールラビと手羽先のスープ
手羽先から出る旨味が決め手。
干し椎茸と昆布も加えてお出汁をとります。
スープは内臓を温めるので、体調が悪いときは特に良し。
お米アレルギーでおかゆが頂けない私には、スープは救世主なのです。

冷蔵庫のストック整理も兼ねて、余り野菜を使った煮込み。
鶏もも肉のトマトソース煮込み
鶏もも肉は軽く塩、胡椒をしたものを皮がパリッとなるまで焼き、
それを野菜とトマト缶に塩を加えたお鍋に放り込んで煮込むだけ。

スパイスはニンニク、コショウ、クミンシードを使います。
バジルやオレガノを加えても美味しいかも。

ジャガイモを添えて頂く冬の一品という感じ。
ビタミンたっぷりでお肉も柔らかく、胃にも優しい。

時間をかけて煮込む物は、素材の力で美味しく仕上がり、
あまり失敗がないような気が致します。
特にトマトを使いますと、リコピン酸効果で旨味も倍増。
煮込みにはお勧めの素材でございます。

お米と小麦を摂れないというのは結構辛いもので、
特に職場へ持参するランチが大変。

昔なら、サンドイッチやおにぎり、お弁当…と、
選択し色々、そして楽に用意できました。

それができないとなりますと、ランチ考えるのがストレスだった最初の時期。
最近はワンパターン化させ、あまり時間をかけなくなりましたが、
米と麦がダメって、結構大変なことなのです。

イモ類と豆を中心に持参するお弁当を前日に準備。
スープを大量に作った日は、翌日のランチに瓶詰にして持って行きます。

スープと煮込み料理、まだまだ奥が深そうです。
自分なりにバリエーションを増やしていきたいものでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...